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大学1年生へ向けて、レポートの基本的な書き方教えます

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季節は夏ですね。大学生の夏は大変です。なんせ試験やレポートが待っているんですから。

大学1年生にとっては初めてのレポート。「とりあえず先生からテーマを与えられたけど、どう書いていいのか分からない」なんて方もいるでしょう。そんな悩みを持った学生のために、基本的なレポートの書き方を解説したいと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。

 

今回紹介するのはレポートを書くための手順です。この手順をしっかりと守れば、そう書くのは難しくないと思います。(授業の内容を理解していればの話ですが。。)それでは順を追って紹介します。

 

1.テーマからゴールを考える

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何も考えずにいきなり書き始めてはいけません。途中で路頭に迷う事になりますよ。

まず与えられたテーマをしっかりと把握し、結論を考えてみましょう。マラソンで例えにいうと、スタート位置とゴール位置を決めるのです。与えられたテーマはどんな事で、何が求められているのか把握しなければ結論に辿り付くことは出来ません。まずテーマの考察から始め、結論を導き出しましょう。

 

大事なのは「伝えたいメッセージを明確にすること」です。

 

2.構成を考える

スタートとゴールが決まったら、あとはその2つをつなぐ必要があります。つまり、構成を考えなくてはなりません。どのような流れで書くのか、簡単な構成をノートに書き出してみましょう。大まかな形が出来れば、レポートがスムーズに進みます。

 

構成のバリエーションは様々ありますが、大学のレポートであれば「導入→論拠→主張」の基本的な流れを守るだけでオッケーです。といっても少々分かりづらいと思いますので、もう少し具体的に説明しましょう。

 

 

問題提起(導入)

テーマについて述べましょう。どんな問題について話すのかを提示します。最近身近に起きたことや新聞・テレビで報道されたニュースと絡ませながら、記述するといいでしょう。

 

原因・分析・解決法考察(論拠)

問題には必ず原因があります。まず、その問題がなぜ起きてしまったのか分析しましょう。

原因が見つかったら、次はどうすれば解決できるのか説明しましょう。具体例を紹介しながら説明すると、読む方(先生)も理解しやすいですね。データ(数字)を入れつつ、説明すると説得力がグッと増しますよ。

 

解決案提示(主張・結論)

最後にあらかじめ決めていた結論を提示します。加えて、導きだした根拠も述べると評価が高くなります。

 

※主張から始めるパターンでも大丈夫です。(主張→論拠→まとめ)ビジネス文章はこちらのパターンの方が多い。

3.構成を基にレポートを書いてみる

ここで初めてレポートを書き始めることになります。「流れ」はすでに完成しているので、スラスラと書くことができると思います。あとは具体例や根拠となるデータなどを肉付けしていけばオッケー。

 

4.誤字脱字がないかチェック

これをしてない人が多いです。面倒くさいんですよね。。しかも他にもレポートあるし、試験勉強しないといけないしって思うとスルーしたくなります。しかし、ここは踏ん張ってチェックをしましょう。誤字脱字で評価が落ちてしまう可能性もありますのでチェックは慎重に。

 

5.参考文献の記入

参考文献の記入も忘れないでください。本の場合「タイトル」「著者」「出版社」「出版年月」の4つは最低でも記載しましょう。Webサイトの場合は「ページのタイトル」「URL」を載せましょう。あとの細かい点については担当講師の指示に従ってください。

 

まとめ

先ほども述べましたが、レポートを書く際に大事な事は「結論を明確にすること」です。何が言いたいのか良く分からない人は構成がめちゃくちゃなパターンが多いです。流れを守って書けば、ある程度は分かりやすくなるはずです。指定文字数が増えたら、具体例や数的データなどの肉付けを増やせばいいだけの話。しっかりと形式を意識して、レポートを書いてみましょう。

 

 

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