会話が苦手な人の共通点として、「何を話せばいいか分からない」という悩みがあります。
どういう流れで何をチョイスすればいいのか分からない。質問が思い浮かばない。緊張するせいもあるのでしょうが、「会話に慣れていない」「会話のテクニックが身に付いてない」ことも大きな要因としてあります。
そこで今回はコミュニケーション能力を鍛えるための１つの方法をご紹介します。
友人が教えてくれたコミュ力向上の秘訣
昔、誰とでも話が弾むコミュ力が非常に高い友人に「なぜそんなコミュ力が高いのか？」と質問したことがあります。
すると、彼はこう答えました。「バラエティ番組をたくさん見ていた影響が大きいかも。」
バラエティを見て、コミュ力が上がったって一体どういうこと？
実は、バラエティ番組にはいくつも会話力を向上させるヒントが隠されているのです！それでは注目して見るべき２つのポイントを紹介しましょう。
１．会話上手な芸人のテクニックを学ぶ
バラエティー番組を見ていると、話が上手くて面白い芸人さんがいますよね？その人から話し方を学ぶのです。
話が面白いのには必ずワケがあります。「話し方」「話題」「構成力」「話す速度」など、色々な要素が組み合わさって、あのように話を面白くする事ができるのです。芸人さんはフリートークで活躍するために、日々会話力を上げるための訓練を行っています。いわば、彼らは話のプロ。そのような方の話し方を身に付ければ、自然と会話が上達すること間違いありません。
何を真似れば良いか分からない方は、まず自分が面白いと思う芸人や世間で評価されている芸人の話し方を真似て話してみましょう。
フリートークおすすめ番組
「アメトーーク」
「踊るさんま御殿」
２．編集からワザを学ぶ
内容はそれほどでもないのに、編集の上手さが面白さにつながっている番組もたくさんあります。編集の上手さで参考になるのは日本テレビ系列で放送されている「世界の果てまでイッテQ！」でしょう。
「イッテQ」は毎回高視聴率をたたき出す人気番組です。内容はもちろんのこと、素晴らしいのは編集力です。内容的にはそれほど面白くないようなものでも、編集の技術で笑いのシーンに変えてしまう力が非常にある番組です。
「イッテQ」を見る際は編集に注目して見ることをオススメします。
編集力が高いオススメ番組
「ロンドンハーツ」
まとめ
会話力を学べるという点では「ラジオ」も面白いですね。話すしぐさは学べませんが、話す内容の参考にはなるでしょう。
テレビの視聴時間ゼロ（１日）の人が増えているという調査結果が7月7日のニュースでも報道されていました。最近、「テレビ離れ」という言葉があらゆる所で叫ばれていますが、テレビにも良い所がもちろんあります。今回紹介したような「会話力を向上させるツール」も良い所の１つ。なにしろテレビを持っていれば、タダで学べちゃいますから。
会話が苦手でどうすればいいか分からず悩んでいるという方はぜひ「テレビで学ぶ」方法を試してみてください。
