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学生は問題発見力を身に付けよう

以前、このブログで論理思考力の重要性について述べました。もちろん他にも重要な能力があります。その中の1つが「問題発見力」です。

 

仕事が出来る人間と出来ない人間では問題を見つける力に差があります。

一見、何もないような場所から問題を見つけることが出来るかどうか。それが仕事に大きな差として表れてきます。

 

重要なのは「意識の仕方」。出来る人間は問題を見つける能力に優れています。だから問題がなくなることはありません。常に問題を見つけ、それを解決していくからこそ成長することができるのです。「日々、問題なくやれています」という人は問題がないのではなく、ただ気付いていないだけだと思います。

 

問題発見力を身に付けるために意識したいこと

それは「当事者意識」です。例えば、車道と歩道の間に段差があるとします。普通の人から見れば、なんてことない段差だと思いますが、高齢者や目の不自由な人にとっては転倒の危険がある障害物。この時大事な事は、高齢者目線で見る意識を持っているかということです。お年寄りの方をイメージする力があれば、「これは問題だな」と発見できるでしょう。

 

このような意識は仕事だけでなく、アルバイトや大学、就職活動でも大きな効果をもたらします。「今自分に足りないのは何か?」「もし自分がお客様、面接官、子供だったらどう思うか?」など常にアンテナを張り、細かな点に気付く意識が持つことがスキルアップには重要なのです。

 

意識すべき点の具体例(シチュエーション別)

アルバイト

・顧客への対応は相手から見て問題はなかったか?

・顧客から見て安心できる環境、対応、商品なのか?

・後輩からどう思われているのか? 

 

大学

・どのような発表がわかりやすいか?

・効率的な勉強なのか?

・先生が読みやすい文章なのか?

 

就職活動

・面接官からどのように見えるか?

・自分が雇うとしたらどんな人材がいいか?

・企業は何を狙っているのか?

 

発見できなければ解決も不可能

以前ロジカルシンキングの重要性についてお話ししましたが、課題が見つかって初めて効果が生まれる武器です。つまり、問題を見つける力が備わってなければいけないのです。就職活動をこれから控える学生にとっては、非常に重要なスキルです。このスキルを身に付けていれば、回数を重ねるごとに内定へ近づけることができるでしょう。とにかく「意識」です。本当の意味での「意識高い系」を目指して、頑張りましょう。